日本語教育

今日は文化庁の今年度、最初の日本語教育小委員会でした。

国語課長から、各省庁に日本語教育の普及を積極的に働きかけているという話がありました。外国人受入れ政策の切り込み役が日本語というわけで心強く感じました。

しかし、本来は外国人のライフステージに沿った教育支援を行うということのはずです。であれば各省庁は文化庁に協力するのではなく、各省庁毎のアジェンダをしっかり持ち、それを達成する上で文化庁に対して、日本語教育面で支援してほしいと頼むというのが本来の姿では。

いつまでも文化庁の日本語普及に依存していては、30年間の政策空白を埋めて、外国人の自立を達成するのはおぼつかないです。各省庁がを束ねる役所かその意味で必要なのかもしれません。